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2012.08.02

福江魚市、朝の水揚げ状況を視察

五島列島の魚を首都圏流通し始めて1年以上が経過し、築地をはじめ東京での五島の魚の評価について、外食企業をはじめヒヤリングをしておりますが非常に好評をいただいております。

今回、福江魚市におきまして朝の水揚げ状況を2日にかけて視察。昨年から3か月に1度の頻度で東京より福江に入り、福江魚市の視察をしてまいりました。今年の2月より五島漁業協同組合より首都圏に向けて流通をしております。また被災地支援活動として福島県いわき市に数回に分けて五島漁業協同組合より五島の魚をお送りいたしております。現在は配送コストが高いため福島県いわき市には遅れておりません。被災地支援活動につきましては別途報告させていただきます。

今回は福江魚市での水揚げされる魚種、漁獲量、水揚げから流通までの体制などを確認してきました。

朝、5:00ころから次々と漁船が入港。魚市の床に水揚げされ手ばかりの魚を並べます。

早朝から福江魚市に水揚げに来る漁船。

朝の福江魚市では次々に水揚げされる魚をセリにかけます。

福江魚市のセリの様子。

セリが始まっても次々と漁師さんが水揚げした魚をもって床に並べます。

福江魚市の床を2回ほどは魚で埋まるほど次々に到着します。セリは6:30に始まり、9:00頃まで行われていました。

魚のセリ単価を聞いていると、後になるほど値段が下がっていきます。島内需要では限界があります。漁師さんに聞くと、昨今の魚価低迷と重油高によって漁に行っても赤字になることもあるそうです。どうしても首都圏流通が出来るように東京で五島の水産物の価値付けを高くし、島外需要を拡大し、多くの魚種を流通することにより経済活性に貢献できるよう、東京での販売先を開拓しております。

流通量が拡大しないと流通コストが高いため、1匹単位の魚価が東京で高くなってしまいます。ある程度の流通量をつくることが効率的に流通コストを分散でき、また首都圏の消費者に定期的に五島の水産物が届けられます。

五島の水産物の首都圏流通を実際に開始してから1年が経過しました。実践を通じて理論だけでなく多くの問題点や課題が見えてきました。今後を見据えてより五島の水産物を首都圏にご紹介し、漁師集落の活性化につながるように、生産者である漁師さんのためになるような取り組みを目指しております。