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2012.08.02

活動のシンボル、牢屋の窄殉教記念教会のステンドグラスを祝別

五島列島支援プロジェクトの活動として、地域振興活動を行っております。その中で文化的景観保全の観点からカトリック教会の保全を行っております。

カトリック教会の保全と言って教会の建物を保全する活動がメインではございません。

260年間潜伏キリシタンとして受け継がれ、信徒発見より多くの弾圧に耐えて守り抜いてきた長崎・五島のキリスト教の歴史を保全することを目的としております。

特に久賀島にある牢屋の窄殉教記念教会の保全活動を柱としております。明治に入り日本で最後の殉教者と出してしまった、久賀島、牢屋の窄での殉教。当時のキリシタンは信仰を守り抜くために苦しい迫害に超人的精神力をもって耐え抜きました。宣教師によって殉教者の出ているこの迫害を当時のヨーロッパに手紙が渡り、岩倉具視使節団に抗議し、明治6年に禁教令の高札が降ろされます。信仰の自由を勝ち取った場所なのです。

2年前に初めて福江島の三井楽教会に行ったとき、聖堂にあった牢屋の窄殉教記念教会のステンドグラスをみて釘付けになりました。五島キリシタンの歴史を聖堂で伝えています。

カトリック三井楽教会。聖堂内ステンドグラス。

三井楽教会の信者さんで、ステンドグラスの制作をした濱崎由美子さんに昨年の秋にこのステンドグラスの制作を依頼しました。お願いしましたら、この牢屋の窄殉教記念教会のステンドグラスの設計図が出てきました。今年の春にお伺いした時に完成したステンドグラスがあまりにも立派なものでしたので、五島列島支援プロジェクトの活動のシンボルとして多くの方々に見てもらえるようにカトリック教会を展示して回ることが出来ないだろうかと思いました。

ステンドグラスを制作していただきましたカトリック三井楽教会信徒、濱崎由美子さん、濱崎清治さんを囲んで五島列島支援プロジェクトメンバーと披露会。

長崎大司教区司教座聖堂、カトリック浦上教会主任司祭、司教総代理で久賀島出身の小島栄神父様に祝別をお願いいたしました。

小島栄神父様にステンドグラスを見ていただきました。

カトリック浦上教会、司祭館にて牢屋の窄殉教記念教会のステンドグラスを祝別していただきました。

小島栄神父様と一緒に撮影。

祝別が終わり、現在はカトリック浦上教会の司祭館に展示していただいております。今後、多くの方々に五島列島支援プロジェクトの活動を知っていただけるようなシンボルとしてこのステンドグラスをご紹介していきたいと思います。

カトリック浦上教会主任司祭・小島栄神父様、カトリック三井楽教会信徒・濱崎由美子様、そしてカトリック浦上教会、長崎カトリックセンターにお繋いただき、五島列島支援プロジェクトの顧問でもあります聖母の騎士修道会、赤尾城司様ありがとうございました。